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子宮筋腫
子宮筋腫とは
子宮の壁は胃や腸の壁と同じような筋肉でできています。
子宮の壁にこぶ状の筋肉の塊ができると、これを子宮筋腫と呼びます。
子宮筋腫は良性腫瘍であり、少しずつ大きくなりますが、ほかの臓器に転移することはありません。
子宮筋腫は30歳以上の女性なら3人に1人の頻度で見つかるとされているくらい婦人科領域ではありふれた病気なのです。
子宮筋腫の症状
筋腫のほとんどは無症状で、子宮がん検診や妊娠をきっかけに偶然見つかることが多いです。
一般的にもっとも多い症状が、月経の量が増えることです。
その他には月経痛、腰痛です。また不妊の原因にもなります。
大きくなり膀胱や直腸を圧迫すると頻尿や便秘を起こすこともあります。
子宮筋腫の診断
婦人科外来での診察と超音波検査で、ほとんどの筋腫は診断が付きます。
子宮筋腫の治療
子宮筋腫の治療には、手術療法と薬物療法があります。
  • 手術療法:子宮全摘出術(子宮全体を取る)と筋腫のみを取り子宮は残す筋腫核出術とがあります。 以後に妊娠を考える場合は後者を選択します。
  • 薬物療法:偽閉経療法(子宮筋腫は女性ホルモンの影響を受けて育ちますので、薬の力で女性ホルモンを抑え一時的に閉経状態にして筋腫を小さくする治療です。)
治療を考えるとき
子宮筋腫があるだけでは治療の必要はありません。
症状がない場合や筋腫が小さい場合には定期検診のみで経過をみることが一般的です。
月経量が多くなったり、貧血がおきたり、上記の症状が強くなると治療が必要になります。
また、筋腫が成人男性のこぶし以上の大きさのものや急に大きくなる場合は手術を考えます。