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女性の病気

女性の病気について

女性の病気.comでは女性の病気について情報を提供しています。この病気はどういった症状なのか、どういう治療法があるのか病気で苦しんでいる女性の為の情報サイトです。子宮や月経の病気など自分にはあまり関係がないと思っているところに落とし穴があります。

 
子宮筋腫
子宮筋腫とは
子宮の壁は胃や腸の壁と同じような筋肉でできています。
子宮の壁にこぶ状の筋肉の塊ができると、これを子宮筋腫と呼びます。
子宮筋腫は良性腫瘍であり、少しずつ大きくなりますが、ほかの臓器に転移することはありません。
子宮筋腫は30歳以上の女性なら3人に1人の頻度で見つかるとされているくらい婦人科領域ではありふれた病気なのです。
子宮筋腫の症状
筋腫のほとんどは無症状で、子宮がん検診や妊娠をきっかけに偶然見つかることが多いです。
一般的にもっとも多い症状が、月経の量が増えることです。
その他には月経痛、腰痛です。また不妊の原因にもなります。
大きくなり膀胱や直腸を圧迫すると頻尿や便秘を起こすこともあります。
子宮筋腫の診断
婦人科外来での診察と超音波検査で、ほとんどの筋腫は診断が付きます。
子宮筋腫の治療
子宮筋腫の治療には、手術療法と薬物療法があります。
  • 手術療法:子宮全摘出術(子宮全体を取る)と筋腫のみを取り子宮は残す筋腫核出術とがあります。 以後に妊娠を考える場合は後者を選択します。
  • 薬物療法:偽閉経療法(子宮筋腫は女性ホルモンの影響を受けて育ちますので、薬の力で女性ホルモンを抑え一時的に閉経状態にして筋腫を小さくする治療です。)
治療を考えるとき
子宮筋腫があるだけでは治療の必要はありません。
症状がない場合や筋腫が小さい場合には定期検診のみで経過をみることが一般的です。
月経量が多くなったり、貧血がおきたり、上記の症状が強くなると治療が必要になります。
また、筋腫が成人男性のこぶし以上の大きさのものや急に大きくなる場合は手術を考えます。
子宮内膜症
子宮内膜症とは
子宮内膜とは子宮の内腔を壁紙のようにおおっている粘膜で、女性ホルモンの影響を受けて毎月増殖しますが、妊娠しないと月経として剥がれて排出されます。
原因はわかっていませんが、この子宮内膜と同様の組織が子宮の内腔以外の場所(子宮の壁の中、子宮周辺の腹膜、卵巣など)で増殖することがあります。
これ が子宮内膜症で、この内膜症組織も女性ホルモンの作用で増殖と出血を繰り返すため、炎症が起こり周辺組織との癒着をおこします。
子宮内膜症の症状
一番多いのは月経痛で、子宮内膜症の90%にみられます。
月経時以外にも下腹部痛や腰痛を起こすことも多く、子宮周辺の癒着がひどくなると性交痛や排便痛がおこります。
また、子宮内膜症をもつ人の30~40%が不妊症であるとされています。
内膜症組織が卵巣にできると毎月の出血がたまり、溶けたチョコレートのような古い血液でふくらんだチョコレート嚢腫とよばれる卵巣腫瘍になります。
子宮内膜症の診断
本来は手術や腹腔鏡検査(内視鏡でおなかのなかを観察する検査)にて腹腔内に内膜症組織がないかどうかを調べることが必要ですが、実際には内診と超音波検査、CA 125という内膜組織が作る物質を採血で調べるなどして、総合的に診断を付けます。
子宮内膜症の治療
治療には、対症療法、内分泌療法、手術療法があります。
  • 対症療法:鎮痛薬や漢方薬で症状を和らげます。
  • 内分泌療法:低用量ピル(黄体ホルモンの作用で内膜症組織を抑えます)、偽閉経療法(女性ホルモンの産生と分泌を抑え子宮内膜症組織を萎縮させます)。
  • 手術療法:子宮内膜症による癒着や卵巣のはれ、不妊などがある場合は開腹手術や腹腔鏡手術が必要になることがあります。
子宮頸がん
腟の一番奥は子宮の入り口(子宮頸部)があります。この部分に出来るがんを子宮頸がんといいます。子宮がんの60~70%を占めます。
初期のうちは無症状ですが、進行するとおりものが増えたり、不正出血を起こしたりします。
検査は子宮頸部の細胞を擦り取り、顕微鏡的にがん細胞の有無を調べます。一般に「子宮がん検診」とよばれているものはこの検査のことです。
ヒトパピローマウィルスが病気の原因であることがわかっています。
このウィルスは性交渉でうつりますので、早くから性経験があるかたや複数のパートナーがいる女性は検査をお受けになることをお勧めします。
子宮頸がんについて詳しくは、こちらをご覧ください。
子宮体がん
子宮の腟より奥の部分を子宮体部といいます。この部分にできるがんを子宮体がんといいます。
子宮体がんも進行してくると、おりものが増えたり不正出血を起こします。
検査は子宮の中に器具をいれて細胞を取り、顕微鏡的にがん細胞の有無を調べます。
子宮頸がんよりも奥にできるので発見されにくい上に、子宮がんに占める割合が最近増加してきています。
肥満・高血圧・糖尿病・未経産の方に多いと言われています。乳がん治療のタモキシフェンを飲んでいる人もなりやすくなるとされています。
超音波でもわかることがありますので定期的に検診されることが大切でしょう。
卵巣がん
卵巣は子宮の左右一対ずつついている親指の先ぐらいの小さな臓器です。
卵巣はおなかの中にあるため、かなり進行して卵巣が腫れたり、腹水がたまったりしてからでないと発見されにくいのが卵巣がんの特徴です。
妊娠や出産を経験していない人は卵巣がんになりやすいと考えられています。
卵巣は排卵のたびに傷ついては修復されることを繰り返しています。
この過程でがん細胞が発生すると考えられていますが、妊娠や出産により排卵の回数が減ることで、それだけがんの発生の機会が少なくなるという理由です。
卵巣がんは子宮がんとちがって早期発見の決定的な方法がありません。現時点では経腟式に卵巣の超音波検査を受けるのがいちばん確実な検診法です。
当クリニックでは、子宮がん検診をお受けになる方には原則的に無料で超音波検査もさせていただいております。
ブライダルチェック
血圧、尿タンパク、尿糖、梅毒、風疹、B型肝炎、C型肝炎、エイズなどの性行為感染症をチェック。
女性は子宮がん検診、子宮や卵巣の状態、クラミジアと淋菌の検査、男性はクラミジアや淋菌、精液検査を行います。
月経に関するお悩み
月経異常
正常な月経とは
月経周期(生理開始から次の生理開始まで)が24日以内で頻発月経、39日以上で希発月経とされています。
また月経持続日数が2日以内を過短月経、8日以上続くものを過長月経といいます。
一般に月経血量は平均50~60gとされています。
月経不順
月経不順の原因はさまざまですが女性のからだは本人が思っている以上にデリケートで、軽い精神的または肉体的ストレスでもホルモンバランスが崩れ月経が不順になる人は意外に多いのです。
1年に3回以上月経があると体には影響ないという説もありますが、若い方や妊娠を希望される方は規則的に生理がないと不都合なことが多いです。
ホルモン異常や排卵障害などがないか検査して適切な対応をした方がよいでしょう。
生理痛
生理痛は子宮内膜症や子宮筋腫などに伴っておこるものもありますが、原因となる病気がないものが大部分とされています。
子宮を収縮させる物質が過剰に生成され、生理痛を発生させることが知られています。
また排卵を伴わない月経時には生理痛がないことから、子宮を収縮させる物質の生成を抑える薬(鎮痛薬)や排卵を止める経口避妊薬が一般的に使われています。
月経前症候群
月経の3~10日前からいらいら、のぼせ、下腹部のはり、腹痛、腰痛、頭重感、憂鬱などさまざまな精神的あるいは身体的症状が続き、月経がくれば軽くなるか消失することをいいます。
原因は不明ですが、女性ホルモンの乱れや精神的誘因などが考えられています。
治療としてホルモン剤や経口避妊薬、漢方薬などが使用されます。
更年期のお悩み
更年期とは
更年期は一般的に閉経前後の10年間をいいます(45~55歳くらい)。
更年期になると卵巣の機能が次第に低下し、エストロゲン(女性ホルモン)の分泌が減少するためにさまざまな不調が起こってきます。
更年期障害について
更年期障害とは
更年期は生活や精神面での変化が重なる時期でもあり、それらのいろいろな原因が組み合わされることにより症状が出やすくなります。
その症状が日常生活に支障をきたす程度であればそれを更年期障害とよびます。
ある調査によると日本人女性の半分近くが更年期障害を起こすとされています。
更年期障害の症状
日本人ではほてり、発汗、動悸、冷えなどが代表的な症状です。
他に、不安、うつ、無気力、疲れやすい、イライラ、不眠、めまい、頭痛、肩こりなども多い症状です。
更年期障害の治療法
更年期障害の発症にはいろいろな因子が影響しますが、基本的にはエストロゲンの低下が必ず関係しています。
そのためエストロゲンの補充が一般的な治療法です。
ホルモン補充療法が出来ない方やホルモンを補充しても症状が残る方などには漢方薬や抗不安剤・抗うつ剤を使うこともあります。
また心療内科的・精神科的診療を行う方がいい場合もあります。
更年期の病気
更年期障害の他にも、骨粗鬆症(骨がもろくなり骨折しやすくなる)、高脂血症(体にコレステロールなどの脂肪がたまる)、萎縮性腟炎(腟粘膜があれ て、おりものや違和感がでる)、尿失禁(尿漏れ)、認知症(老人性痴呆やアルツハイマー病)なども女性ホルモンが少なくなることによりおこりやすくなるこ とが知られています。
それぞれに対して予防法や治療法があります。

日本人女性の平均寿命は86歳と世界一の長寿です。したがって、閉経後も約30年間を健康に過ごさなければいけません。
この時期を健康に楽しく生活していけるかは、更年期の健康管理にかかっているのです。

OC(低用量ピル、緊急避妊ピル)
低用量ピル(OC)の効果
OCは女性自身で行える安全で確実に避妊できる方法です。
避妊だけでなくOCには様々なメリットがあります。
  1. 月経周期を安定させ、決まった日に月経を起こす事が可能なため、仕事や旅行などに月経が重ならないように調節もできます
  2. 月経量が減り、月経痛も軽減されます
  3. 子宮内膜症の進行が抑えられます
  4. ホルモン変化が整うために月経前症候群(PMS)の症状が軽くなります
  5. 男性ホルモンを抑える作用があるためニキビや多毛に効果があります
  6. ピルをある程度続ける事で卵巣癌、子宮体がん、直腸癌、リウマチなどの予防になります
OCについて詳しくはこちらをご覧ください。
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